英会話の勉強何から始める?初心者のための6ステップ+継続するコツ

英語学習コラム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界ではグローバル化が進み、日本でも世界に目を向けたビジネスが目立つようになってきています。

 

その影響で、英会話の教材やスクール、YouTubeチャンネルなどが増え、仕事でもプライベートでも英語がより身近なモノになりましたね。

 

しかし勉強材料が豊富にあるために、何から手をつけて良いのか分からないという人も多くいます。

 

単語? 文法? リスニング? 発音?

英会話の勉強、何から始めれば良いの?

 

そんな方のために、今回は英語学習ビギナーのための6ステップを解説していきます。

 

ステップ1:中学の基礎文法・基礎英単語を理解する

ステップ2:初心者向けのリーディング・リスニング教材を使う

ステップ3:フレーズを覚える

ステップ4:英作文

ステップ5:スピーキングの自主トレ

ステップ6:英語でやりたかったことにチャレンジ!

 

こんな感じです。

 

英語の勉強は高校卒業してから一切やっていない。

 

・何度か英会話を習得しようとしたけど挫折してきた。

 

・だけどやっぱり英語が話せるようになりたい!

というような方向けです。

 

では早速英語学習ビギナーのための6ステップを見ていきましょう。

 

ステップ0:なぜ英語を学びたいのかをはっきりさせる

have a nice day

 

これがステップ1でも全然よかったんですけどね。

 

根本的に大事なことなのであえてステップ0という言い方をさせていただきました。

 

なぜ英語を習得したいと思ったのか、そこをはっきり認識しておくことはとても重要です。

 

言語の習得はとても有意義で楽しいことですが、まったくもって楽なことではありません。

 

かならずスランプや壁にぶち当たります。

 

そのときに頼りになるものが必要です。

 

モチベーション

モチベーションですね。

 

他人から見たらくだらないようなことでもいいので、英語が自由に使えるようになったら何がしたいのか。

 

これをはっきり思い描いておきましょう。

 

また、英語を使って何がしたいのかによって勉強方法は変わります。

 

英語の先生になるために勉強する場合と、海外旅行のために勉強する場合では、勉強の仕方は大きく変わります。

 

これについてはコチラの記事で詳しく説明しているのでぜひ読んでみてください。

 

【重要】英語の勉強を始める前にまずやるべきこと。

【重要】英語の勉強を始める前にまずやるべきこと。

 

 

今回はどのような目的を持った人でも必ずやらなければいけないことを紹介しています。

 

ステップ1:中学の基礎文法・基礎英単語を理解する

英文法

 

目的が何であれ、勉強方法がどうであれ、基礎文法と基礎単語はゼッタイ必要です。

 

特に、中学英文法は「話し言葉」の文法なので、英会話に直接役に立ちます。

 

「赤ちゃんは文法なんか学ばなくても英語を話せる」みたいな理屈をもとに英文法を勉強しない人がいますが、アメリカの赤ちゃんだって社会で通用する正しい英語を身に着けるのに10年以上かかっています。

 

文法の勉強に乗り気になれないのはわかりますが、歯を食いしばって勉強したほうが絶対に英語の習得は速いです。

 

半年くらい集中して勉強すれば、そのあとはたいして勉強する必要もなくなるので、最初は我慢しましょう。

 

文法書はどんなものを買えばいいの?

 

最近は英文法もインターネットで学べますが、ちゃんとした本を1冊くらい持っておいてもいいですね。

 

一から勉強しなおしたいという人は必ず中学生レベル、もしくは英検4・5級レベルのモノを買いましょう。

 

それ以外の条件は、自分の好みに合ったものということです。

 

イラストや装飾があったほうがいい人、

 

文字だけがいい人、

 

問題集がついているほうがいい人、

 

文法書の好みは人それぞれです。

 

書店に行って実際に何冊か手に取ってみて、「これ、やりやすそうだな」と思ったものを使いましょう。

 

個人的には、練習問題がついていて自分の進歩が見える文法書がおすすめです。

 

単語帳は必要?

 

一冊くらいあってもいいでしょう。

 

英語中級者・上級者の方は、「わからない単語に出くわしたら調べる」というような方法で単語を勉強しています。

 

放心

しかし初心者のうちからそれをすると、わからない単語だらけで調べるのがしんどくなってしまいます。

 

日常会話で使われるレベルの単語を取り扱った単語帳は一冊買って勉強しましょう。

 

どのような単語帳を買うかに関しては、絶対条件があります。

 

  1. 単語ごとに例文が載っていること。
  2. CDがついていること。

この2つです。

 

単語が文章の中でどのように使われるかを学べる。

 

耳から単語を覚えることができる。

 

そのような単語帳を見つけましょう。

 

ステップ2:初心者向けのリーディング・リスニング教材を使う

英語教材

 

文法・単語の勉強と並行して行いたいのが、リーディングリスニングです。

 

しかし、リーディングを鍛えようとして英字新聞をよんだり、リスニングの練習をしようと思って英語のラジオを聴く。

 

これはやめましょう。

 

英字新聞と英語のラジオ放送は英語学習の最終ゴールです。

 

イングリッシュスピーカーがイングリッシュスピーカーに向けて使っている英語は1番難易度の高い英語といえます。

 

挫折

いきなりそのレベルに挑戦しても、待っているのは挫折感と自己嫌悪です。

 

これから英語の勉強を始めようとしている方は、英語学習者に向けた英語でリーディング・リスニングを練習するのがベストです。

 

できるだけ簡単な教材を使い、英語が読める・聞き取れる楽しさを味わいましょう。
達成感

 

ステップ3:フレーズを覚える

英会話フレーズ
英語がわかる楽しさを味わうことができたら、今度は英語を使う楽しさを味わってみましょう。

 

文法・単語・リーディング・リスニングの学習中に出会った英会話フレーズを実際に使ってみるのです。

 

使うといっても、いきなり外国人を見つけて話しかけるというわけではありません。

 

普段の生活で使えるタイミングがあったらボソッと呟いてみる、みたいな感じです。

 

要するに独り言です。

 

例えばトイレに行くときでも、ただ黙ってトイレに向かうだけでなく、

 

I need to use bathroom. (トイレ行ってくる)」 と言ってみる、みたいな。

 

別に気の利いたフレーズである必要はありません。

 

簡単なフレーズでも、くだらない独り言でも立派な練習です。

 

フレーズ集は買うべき?

 

「ネイティブが使うフレーズ集」みたいな本がよくありますね。

 

このような本は一冊くらい持っておいてもいいでしょう。

 

「フレーズを覚えてはいけない!自分で英文を作れるようにならないとダメだ!」という主張をする人がいますが、個人的にこの意見には反対です。

 

理由としては、

 

知らないと出てこないフレーズは山ほどある

 

ということと、

 

ありきたりなフレーズである程度の会話は成り立ってしまう

 

ということです。

 

とはいえ、フレーズを丸々覚えて、それをそのまま使うだけでは英会話に行き詰ってしまうのも事実です。

 

最良の方法はフレーズを学び、それを応用していくということです。

 

例えば、「Tell me what happened. (何があったかおしえて。)」というフレーズを覚えたとします。

 

これをこのまま使うだけではなく、

 

Tell me what you think. (どう思ったかおしえて。)

 

とか、

 

Tell me what he did (彼が何をしたかおしえて。)

 

というように変形させることができます。

 

こうして、フレーズをもとに自分で英文を作れるようになるというプロセスが最も効率的です。

 

そしてこれを実現するために文法力と単語力が必要、というわけです。

 

ステップ4:英作文

英作文

 

英語で自分の言いたいことを伝える練習、アウトプットです。

 

本当に、マジでなんでもいいので毎日英語で文章を書いてみましょう。

 

I love donuts. Donuts make me happy. (私はドーナツが大好きです。ドーナツは私を幸せにしてくれます。)」

 

I am a human. Not a cat. (私は人間だ。猫ではない。)」

 

cat

 

とか本当に何でもいいです。英語であれば。

 

とりあえず英文を作るということに慣れましょう。

 

英語の勉強も進み、英文を作るのにも慣れてきたら、英語で日記をつけてみたり、家族の会話を英語で書いてみたり、英語で物語を書いてみたりしましょう。

 

絵が得意な人は英語で4コマ漫画なんかを描いてみてもおもしろそうですね。

 

最初は時間がかかってもOKです。

 

むしろ試行錯誤することを楽しみましょう。

 

あと、文法書やフレーズ集に出てきた表現は容赦なく使ってやりましょう。

 

使うための文法です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ステップ5:スピーキングの自主トレ

英作文

 

英作文と同時に、スピーキングも練習しましょう。

 

ステップ3:フレーズを覚えるのところでも少し話しましたが、1人でボソボソ英語を話してみる、というやつですね。

 

今度はフレーズを使うだけでなく、実際にイングリッシュスピーカーが前にいるつもりで会話をしてみるのです。

 

週末の出来事、家族のこと、仕事のグチ、最近読んだ本の話などを、実際に誰かに聞いてもらっているつもりで口に出してみましょう。

 

注意点(コツ)は2つ。

 

  1. 5秒以上沈黙しない。
  2. ネイティブと同じように喋ろうとしない。

です。

 

まず、5秒以上沈黙しないというのは、英会話は瞬発力が命だからです。

 

5秒以上沈黙が続いてしまうと、その会話はいったん終わりとみなされてしまいます。

 

そうなると会話をしている相手は、新しい話題を探したり、「あ、あまり私としゃべりたくないのかな…?」と思い、その場を去って行ってしまいます。
別に意味のあることでなくても構わないので、何かしら喋るように心がけましょう。

 

そして2つ目のネイティブと同じように喋ろうとしない、というのは、おそらく無理だからです。

 

当然、何年間か練習し続ければ十分可能ですし、「ネイティブみたいに喋れるようになる」という目標は素晴らしい目標です

 

カッコいいですもんね。ネイティブイングリッシュスピーカー。

 

しかし、スピーキング初心者が最初に目指すのは、ネイティブと同じように喋ることではなく、自分の言いたいことを伝えることなのです。

 

早口で喋らず、一言一言確実に発音する。

 

気の利いた表現を使わず、自分の言いたいことが確実に伝わる言い回しをする。

 

そして徐々にネイティブの喋り方に近づけていく、という感じです。

 

1人で話すより実際にイングリッシュスピーカーと話したほうがいいんじゃない?

 

はい、当然そのとおりです。

 

でも、まず1人で喋れるようになりましょう。

 

1人で喋れないのに実際にイングリッシュスピーカーと会話をするのは無理です。

 

実際の会話では、自分の言いたいことを言うだけでなく、相手の言っていることを理解しなければなりません。

 

そのうえ、相手が自分の知っている単語や表現を使ってくれるとは限りません。

 

その中でスピーキングをやるわけですから、多大な神経を使います。

 

ガンガン会話をしていくのはもちろんいいことですが、自主トレも欠かさないようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ステップ6:英語でやりたかったことにチャレンジ!

チャレンジ

 

ここまで来たら、ステップ0:なぜ英語を学びたいのかをはっきりさせるではっきりさせたことをやってみましょう。

 

「英語を学ぶ」から「英語で学ぶ」というやつです。

 

英語というツールを手に入れて、あなたはどこに行き、何をしたいですか?

 

英語を使ってやりたかったことを思いっきりやってみましょう。

 

夢中になって何かに取り組んでいるうちに、あなたの英語は過去の自分が想像しなかったレベルに達しているはずです。

 

でも、自分の英語が通用するか不安です…

 

通用しませんよ、全然。

 

あなたのやりたいことにもよりますが、おそらく全く英語力は足りません。

 

もしあなたのやりたいことが、1人で海外を自由に旅する、ということだとします。

 

おそらく入国審査で何もできずに、「あんなにリスニングとスピーキング練習したのに…」とがっかりします。

 

そうすればしめたもので、ステップ6は大成功です。

 

第2言語の習得は楽なことではありません。

 

必ず打ちのめされ、自分の無力感と向き合うことになります。

 

ステップ6の最大の目的はこの打ちのめされることです。

 

そうして自分に何が足りないのかを把握し、克服し、自信をつけて、また打ちのめされ。

 

そうやって成長していくのが楽しいんですよね。

 

絶対NG!英語初心者がやってはいけないこと。

NG

 

これから英語の勉強を始めたいという人がやるべきことを解説してきましたが、最後にやるべきでないことを紹介していきます。

 

英会話スクールとラジオに注意です。

 

NG行為その1:いきなり英会話スクールに行く。いきなり海外留学する。

 

「英語を使わざるを得ない環境に身を置けば、イヤでも英語は話せるようになる」

 

という考え方のもと、基礎知識なしにいきなりネイティブスピーカーの中に飛び込んで行って英語を身に着けようとする人がいます。

 

そのうち話せるようにはなるかもしれませんが、この方法はめちゃくちゃ効率が悪いです。

 

アメリカンフットボールに例えてみます。

 

英語の基礎知識なしにいきなりネイティブスピーカーと会話をしようとするのは、アメリカンフットボールのルールを全く知らないのにいきなり試合に出るようなものです。

 

ルールを知らずにアメフトの試合に出ても何もできないですよね。

 

あたふた、きょろきょろしているうちに突き飛ばされ、なんで突き飛ばされたのかも、突き飛ばされた後にどうすればいいのかもわからないまま、いつの間にか試合終了。

敗北

 

何度もそれを繰り返せばもしかしたら何となくルールがわかってくるかもしれませんが、それだったら最初からルールを勉強してから試合に臨んだほうがいいですよね。

 

そのほうがアメフトの上達も速いし、試合がもっと楽しめます。

 

ルールブックにしがみついて試合に出ようとしないのも問題ですが、いきなり試合に出るのも完全に時間と労力の無駄です。

 

英会話スクールに通ったり留学するのは、自分1人で英作文とスピーキングができるくらいのレベルになってからです。

 

NG行為その2:いきなり英語のラジオを聴く

 

「聞き流しで英語がペラペラに!」というやつですね。

 

聞き流し勉強法は効果があります。

 

何度も聞いたフレーズがスラッと口から自然に出てきたり、英語のジョークで笑えるようになったりして、「英語が自分のモノになっている!」と実感できる勉強法です。

 

欠点は聞き流しで英語が理解できる人にのみ有効ということです。

 

車を運転しながら、もしくは散歩をしながら、耳に入ってくる英語がそのまま理解できる。

 

そんな人がさらにリスニング・スピーキングを上達させるための勉強法なのです。

 

決して英語の勉強を始めたばかりの人が手を出していい勉強法ではありません。

 

初心者はリスニング教材のCDを、スクリプトを片手に、集中して聞き取る努力をしましょう。

 

おまけ:英語の勉強を続けるコツ

英語学習のコツ

 

最後の最後に英語の勉強を続けるコツをザッと紹介します。

 

英語の勉強を続けるコツ1:毎日継続する。

 

続けるコツが続けること。

 

何言っているんだと言われそうですが、毎日続けて生活の一部にしてしまうこと、

 

つまり習慣化が何より大事なのです。

 

いくら強いモチベーションがあっても、それは毎日強いとは限りません。

 

何となくモチベーションが上がらない日に、「今日はいいか」となってしまい、次第に勉強する頻度が少なくなり、挫折してしまう。

 

これを打破できるのが習慣の力なのです。

 

英語の勉強しないとなんか気持ち悪い、となるまで無理やりにでも毎日継続的に勉強しましょう。

 

やる気はあくまで起爆剤であり、ガソリンにはならないのです。

 

英語の勉強を続けるコツ2:英語学習を苦行にしない

 

辛いことを頑張ってやる、ということに美徳や達成感を感じてしまう人がいます。

 

そのような人は何事も長続きしません。

 

物事を継続できる人は自分を楽しませる工夫ができる人です。

 

ただでさえ大変な英語学習です。

 

できるだけ自分が楽しんでできるようにしていきましょう。

 

まとめ

 

英語学習を始めるための6ステップ

  • ステップ0:なぜ英語を学びたいのかをはっきりさせる
  • ステップ1:中学の基礎文法・基礎英単語を理解する
  • ステップ2:初心者向けのリーディング・リスニング教材を使う
  • ステップ3:フレーズを覚える
  • ステップ4:英作文
  • ステップ5:スピーキングの自主トレ
  • ステップ6:英語でやりたかったことにチャレンジ!

英語初心者が絶対にやってはいけないこと

  • いきなり英会話スクールに行く
  • いきなり海外留学する
  • いきなり英語のラジオを聴く


英語学習を継続するコツ

  • 毎日継続
  • 自分を楽しませる工夫をする


 

 

 

 

 

 

 

 

 

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