【脱三日坊主!】英語の勉強を継続させるコツ6つ!今すぐできる

英語学習コラム

 

 

英語を身に付ける上で最も重要なのが継続することです。

 

どんなに素晴らしい勉強法を知っていても、どんなに強い情熱を持っていても、継続できなければなにも身に付きません。

 

逆に、多少効率の悪い勉強をしていても、毎日継続していればそれなりの英語が身に付きます。

 

継続しているうちに効率のいい勉強法を発見するということも珍しくありません。

 

しかし、継続するということは簡単ではないですよね。

 

仕事が立て込んだり、育児に追われたり、モチベーションの維持に苦労したりと、障害はたくさんあります。

 

そこで今回は、スケジュールの問題やモチベーション維持の問題を打破する英語の勉強を継続させる6つのコツを紹介します。

 

英語以外でも応用の利く方法になっているので、是非あなたの生活に取り入れてみてください。

 

 

 

継続のコツ1:英語の不可侵領域を作る

 

1つ目は英語の不可侵領域。

 

英語の不可侵領域とは、「1日のうちのこの時間は絶対に英語の勉強に使う」という時間です。

 

朝起きてからの30分、通勤中の電車の中、昼休み、寝る前の30分。いつでも都合のいいときでかまいません。
どんなに忙しくても、この時間は英語以外のことは絶対にやらない。そういう時間を作るのです。

 

そうすることで、「時間があるときにやろう」という悪い思考パターンから抜け出すことができ、英語の勉強を毎日続けることが出来ます。

 

 

毎日同じ時間に設定するのがおススメ

 

英語の不可侵領域は、毎日同じ時間に設定することをおススメします。

 

理由としては、忘れにくいことと、習慣化しやすいということ。

 

食事やお風呂と同じように日々のルーティーンの一部にしてしまうことで、勉強を始めるまでの億劫さを減らすことが出来ます。

 

その結果、継続が容易になるといことですね。

 

まずいろいろな時間やタイミングを試してみて、自分に合った時間を見つけましょう。

 

そしてしっくりくる時間帯を見つけたら、毎日その時間に英語の勉強をするようにします。

 

習慣の力ほど偉大な力はありません。

 

 

勉強内容は事前に決めておく

 

不可侵領域の時間に、何を勉強するかを事前に決めておくことも重要です。

 

というのは、「今日は何を勉強しようかな?」と悩んでいる時間がもったいないからですね。

 

悩んでいるうちにせっかく作った時間を無駄にしてしまったり、時間だけ過ぎて焦ってしまったりするのは避けたいですし、そうしているうちにスマホやテレビに気を取られてしまったりしたら最悪です。

 

不可侵領域の時間になるころには、何を勉強するかがハッキリ決まっているようにしましょう。

 

日替わり、週替わり、毎日同じ。パターンはいろいろ

 

不可侵領域の勉強内容・ルーティーンはあなたの好きなように決めましょう。

 

毎日同じことをしてもいいですし、飽きっぽい性格の人は毎日違うことをやってみてもいいですね。
週替わり、月替わりが心地いい人もいます。

 

勉強内容・ルーティーンの例

・日替わりの場合
月:単語
火:シャドーイング
水:音読
木:精読
金:文法

 

・週替わりの場合
第1週:単語
第2週:発音
第3週:スピーキング
第4週:英作文

 

コツ1のまとめ

 

1日の中で、勉強する時間と内容を事前に決めておく。
その時間を英語勉強の不可侵領域とすることで継続力UP!!

 

 

 

 

継続のコツ2:英語の勉強を自分の好きなことと結びつける

 

 

英語の勉強を自分の好きなことと結びつける、という方法も英語勉強を継続するのに有効です。

 

英語の勉強を自分の好きなことと結びつける、とはどういうことかと言うと…

 

・好きな場所で勉強する
・好きな人と勉強する
・好きな服を着て勉強する
・好きな飲み物を飲みながら勉強する

 

など、英語の勉強に自分のお気に入りをプラスする、ということです。

 

他にも、メイクが好きな人は勉強するときにメイクをしてみたり、散歩が好きな人は歩きながら勉強するなどしてみてもいいでしょう。

 

しかし、なぜ英語の勉強に好きなことをプラスすると継続できるようになるのでしょうか?

 

その秘密は人間の回避反応接近反応にあります。

 

回避反応と接近反応

 

回避反応とは、脳が不快と判断したものから無意識のうちに遠ざかろうとする人間の習性のこと。

 

接近反応はその逆で、脳が心地よいと感じたものには自然と近づきたくなる習性のことです。

 

例を挙げると

・青汁を毎日飲むのはしんどい(回避反応
でもお酒は毎日飲める(接近反応

 

・勉強は30分も続かない(回避反応
でもゲームは一晩中できる(接近反応

ということ。

 

楽しいことは継続できるけど、楽しくないことは継続できないというシンプルなことですね。

 

英語そのものが楽しいと感じる必要はない

 

じゃあ、私は勉強が楽しいと感じれないから英語を継続することはできないんだ…

 

と思った方もいると思います。

 

しかし実際のところ、英語の勉強そのものが楽しいと感じる必要はなく、
英語を勉強しているときに脳が楽しいと感じていることが重要なのです。

 

それだけで、英語=楽しいという接近反応が脳にインプットされます。

 

楽しさが英語によるものでなくてもOKなんですね。

 

学生のころ、好きな先生の授業は嫌いな科目でも楽しかった、とか、
職場にカワイイ娘やイケメンがいたら仕事に行くのが嫌じゃなくなった、という経験はあなたもあるのではないのでしょうか。

 

これも接近反応のおかげなのです。

 

このような理由で、前述した

 

・好きな場所で勉強する
・好きな人と勉強する
・好きな服を着て勉強する
・好きな飲み物を飲みながら勉強する

 

などの、英語を好きなことと結びつける、という行為が英語の勉強を継続するのに有効というわけです。

 

コツ2まとめ

 

英語の勉強=楽しい時間という情報を脳にインプットして継続力UP!

 

 

 

 

 

「習慣化」についてもっと知りたい方におススメの本↓


習慣が10割

 

 

 

 

 

 

 

 

継続のコツ3:英語勉強のハードルを下げる

 

 

3つ目はハードルを下げる、ということ。

 

英語の勉強を継続できない理由として、自分に負荷をかけすぎるということが挙げられます。

 

・単語を1日100単語覚える
・問題集を毎日10ページ解く
・2ヶ月以内にペラペラになる

 

結果を急ぐあまり、このようなオーバーワークを自分に課してしまう学習者が少なくありません。

 

当然ながらオーバーワークは全くの逆効果。

 

このコラムの冒頭でも述べましたが、どんなに素晴らしい勉強法を知っていても、どんなに強い情熱を持っていても、継続できなければなにも身に付かないのです。

 

1日10時間の勉強を1週間だけ続けたって、大した成果を上げることはできないでしょう。

 

まず最初にフォーカスするべきはハードルを下げてでも継続することなのです。

 

 

 

最初に決めたノルマや勉強プランを変えるのは全然OK

 

例えば

 

よし、今日から毎日問題集を5ページ解くぞ!

 

と決めたとします。

 

そして3日たったある日

 

5ページって意外と多いな…

 

と気が付きます。

 

そして、

 

ダメだ、限界!
やっぱり自分には無理だったんだ!

 

と英語習得を諦めてしまう。

 

英語学習者がやってしまいがちな挫折パターンです。もしかしたらこれを読んでいるあなたも心当たりがあるのではないでしょうか?

 

一貫性の罠

 

このような挫折をしてしまう人は、一貫性の罠に引っかかっています。

 

・言うことと、行動が一致している。
・誰にでも同じように接する
・毎日休まず出勤する
・仕事のクオリティが一定

 

このように何でも一貫している人は、社会では高く評価されるし、子供のころから一貫性を保つように教育されます。

 

この一貫性の法則のため、多くの英語学習者は最初に設定したノルマを変えることに抵抗を感じてしまうのです。

 

「一度決めたことをコロコロ変えてしまっては、社会からの信用を失う。」と考えるんですね。

 

この考えは改めるべきです。

 

実際にやってみないと分からないことは、世の中にたくさんあります。

 

考え抜いて立てた勉強のプランも、いざやってみたら現実的ではなかった、ということはいくらでもあるし、それが普通なのです。

 

大事なことは、できない自分や過去の自分を責めることではなく、柔軟にプランを修正していくことなのです。

 

 

よし、今日から毎日問題集を5ページ解くぞ!
あれ?5ページって意外と多いな…
じゃあ少し減らすか。
3ページくらいでしばらくやってみよう。
3ページがちょうどいいかな。
慣れてきたら4ページにしてみよう。

 

 

こんな具合に、自分の生活コンディションに合わせてハードルを上下させることが、英語の勉強を継続する上で重要なのです。

 

 

コツ3まとめ

一貫性を保とうとすることは、英語の勉強を継続する上ではマイナスに働くことも。
状況に合わせて勉強のハードルを上げ下げすることで、継続力UP!

 

 

継続のコツ4:英語の勉強を特別な時間にしない

 

 

4つ目は英語の勉強を特別にしないということ。

 

言い換えると、英語の勉強をできる限り身近なものにするということです。

 

英語は自分の生活の一部で、あって当たり前、という存在にしましょう。

 

英語の勉強もただのルーティーンの一部で、別になにも特別なことじゃないよ
という状態が理想です。

 

英語を特別なものにしてしまうと、どうなるか。

 

勉強を始めることに対して身構えてしまい、とっつきにくくなってしまうのです。

 

その結果、

 

「今日は疲れているから、また体調がいいときに…」
「今は15分しかないから、もっとしっかり時間が取れたときに…」

 

と、勉強を始めるまでのコンディションを整えることに時間とエネルギーを消費してしまいます。

 

そうではなく、

 

「ちょっと暇だな。単語帳でも見るか。」
「あー、今日も疲れたな。音読して寝るか。」

 

というように、サラッと何事もないように始めるようにしましょう。

 

そうすることで、英語に触れあう機会が増え、継続できるようになります。

 

では、英語の勉強を身近にするにはどうすればいいのでしょうか?
具体的な方法例を見ていきましょう。

 

カバンの中に常にテキストを入れておく

 

通勤・通学に使うカバンに常にテキストを忍ばせておきましょう。

 

そしてちょっとした時間に開くようにします。
しっかり勉強しなくてもOKです。

 

英語を身近なものにするということを意識しましょう。

 

 

机の上にテキストを置いておく

 

テキストは常に目に見えるところに置いておくことをおススメします。

 

目に入るたびに英語のことについて考えるからですね。

 

引き出しの中にしまってしまうと、英語のテキストはここぞというときに使う特別なもの、という認識が生まれてしまいます。

 

テキストは机の上や本棚など、常に目に入り、サッと手に取れるところに置いておきましょう。

 

SNSの英語系アカウントをフォロー

 

Twitter, Facebook, Instagramなどには、英語学習者に役立つ内容を発信しているアカウントがたくさんあります。

 

そのようなアカウントの投稿を常に目にすることで、英語をより身近なものにすることが出来ます。

 

あとは単純に、英語圏の有名人のアカウントをフォローするのもアリですね。

 

また、プライベートのアカウントと分けたいという方は、英語専用のアカウントを作ってもいいでしょう。

 

英語圏のYoutuberを観る

 

ヒカキンさんやはじめしゃちょーさんなど、エンターテインメントを発信するYoutuberは日本にたくさんいますね。

 

当然海外でも同じようなYoutuberが山ほどいます。

 

そのような人たちを観るのも、英語を身近なものにするのにいい方法ですね。

 

気軽に暇つぶし程度に楽しめば、ハードルも低いはずです。

 

ちなみに私が好きなエンタメ系Youtuberは

 

・Markiplier
・Crank Game Play
・Jacksepticeye
・Valkyrae

 

などです。

 

お気に入りのYoutuberを見つけましょう!

 

コツ4まとめ

英語の勉強を特別にせず、身近なものにして継続力UP!

 

 

継続のコツ5:英語の勉強の成果を発信する

 

 

5つ目は、発信するということ。

 

SNSブログを利用し、日々の勉強の成果や、気づきなどを公の場に発信するのです。

 

発信することのメリットは3つ。

 

・反応が孤独感を打ち消す。
・発信することで自分の知識を整理することが出来る
・適度なプレッシャーになる

 

詳しく見ていきましょう。

 

 

反応が孤独感を打ち消す。

 

英語の勉強は想像以上に孤独なものです。英会話教室に通っていても、通信教育をしていても、基礎の勉強はたいてい1人きりです。

 

部屋に閉じこもり、ひたすら問題を解いたり、リスニングをしたり、音読をしたり。誰にも見られず、誰にも褒められずに勉強を続けなければいけない人がほとんどです。

 

この孤独感というのも、英語学習の隠れた挫折ポイントなのです。

 

そして、これを打破する方法が発信することなのです。

 

SNSやブログで反応をもらい、また同じように英語の勉強を頑張っている人とつながることで、1人きりで勉強しているという孤独感を和らげることが出来ます。

 

発信することで自分の知識を整理することが出来る

 

誰かに教える、という行為は自分の学んだことの理解を深め、記憶に定着させるのに最善の方法です。

 

英語というものは1人で勉強していると、どうしても理解が曖昧なまま終わらせてしまいがちです。

 

そこで、誰かに教えるつもりで発信をすることで、本当に自分の知識となっているのかを確認することが出来るのです。

 

適度なプレッシャーになる

 

公共の場への発信は孤独を和らげる一方で、誰かに監視してもらう、という役目もあります。

 

誰かが自分の発信を見ている、というプレッシャーが勉強を継続する原動力になるのです。

 

とはいえ、発信を止めたところで誰に怒られるわけでもないし何かを失うわけでもないので、気を付けていれば大きなストレスになることはありません。

 

 

公共に抵抗がある人は家族や友人でもOK

 

とは言っても、不特定多数の赤の他人に発信することは勇気が要りますよね。

 

そんな人は家族友人などに発信するのもアリです。

 

SNSでプライベートグループを作ってもいいですし、アナログ派の人は同居人などの目のつく場所に掲示板みたいなものを作って、そこで英語を発信してみてもいいのではないのでしょうか。

 

友人とオンラインスタディーグループを作って、定期的にオフラインの勉強会を開いてみる、なんていうのも面白そうですね。

 

私が高校生のころは、日常英会話のフレーズを紙に書いて、トイレのドアに貼っていました。なかなか楽しかったですよ。

 

 

コツ5まとめ

自分の勉強の成果を誰かとシェアして継続力UP!

 

 

 

継続のコツ6:健康管理に気を付ける

 

最後のコツは健康管理に気をつけること。

 

継続に関係あるの?と思われるかもしれませんが、今回紹介した6つのコツの中で1番重要です。

 

他の5つのコツを徹底しても、健康がないがしろにされていては全く意味がありません。

 

 

モチベーションが上がらない、集中できない原因は疲れているから。

 

英語の勉強をする環境が整っていても、どうしてもテキストにが伸びないこと、もしくは、勉強を始めたはいいけど、ボーっとするだけで集中できないことってありませんか?

 

こういう時多くの人が、意志精神の弱さが原因だと思い、やる気の出る言葉や、音楽を聞いて乗り越えようとします。

 

しかし精神の疲れは、肉体の疲れから来る場合がほとんんどです。

 

つまりこのようなモチベーション・集中力欠如の問題は、たいてい疲労によって引き起されるものなのです。

 

そのため栄養バランスの整った食事、十分な睡眠、適度な運動、これらを意識することがモチベーションと集中力をあげる最善の方法なのです。

 

コツ6まとめ

健康は継続力の土台。健康なくして継続はないと知るべし!

 

 

英語の勉強を継続させる6つのコツ:まとめ

 

継続力は才能ではなく、磨くことのできるスキルです。

今回紹介した6つのコツを少しずつ練習して、鬼の継続力を身に付けてください!

 

継続のコツ1:英語の不可侵領域を作る

1日の中で、勉強する時間と内容を事前に決めておく。
その時間を英語勉強の不可侵領域とすることで継続力UP!!

 

 

継続のコツ2:英語の勉強を自分の好きなことと結びつける

英語の勉強=楽しい時間という情報を脳にインプットして継続力UP!

 

 

継続のコツ3:英語勉強のハードルを下げる

一貫性を保とうとすることは、英語の勉強を継続する上ではマイナスに働くことも。
状況に合わせて勉強のハードルを上げ下げすることで、継続力UP!

 

 

継続のコツ4:英語の勉強を特別な時間にしない

英語の勉強を特別にせず、身近なものにして継続力UP!

 

 

継続のコツ5:英語の勉強の成果を発信する

自分の勉強の成果を誰かとシェアして継続力UP!

 

 

継続のコツ6:健康管理に気を付ける

健康は継続力の土台。健康なくして継続はないと知るべし!

 

 

 

 

 

 

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