英語の会話力を上げる!体験談を語るときに使える定番フレーズ5つ

英語学習コラム

 

 

 

あなたは、英語で体験談を話すことが出来ますか?

 

先週末の出来事を、分かりやすく、聞いている人が想像しやすいように語ることが出来るでしょうか?

 

 

 

自信をもって「出来ます」と言える人は少ないと思います。筆者自身も、いまだに英語で体験談を話すときはめちゃくちゃ集中します。😓

 

難しいですもん、体験談。
登場人物も多かったりするし、時制も気をつけないといけないし。

 

でも、体験談を話せるようになると、英語の会話力がグンッと上がります。

 

 

 

 

というのも、ネイティブスピーカー同士の会話は大部分が体験談なんですね。

 

ほとんどの会話が、体験談とそれに対するコメント、という流れになっているのです。

 

なので、体験談を語る練習は、会話力を上げることに直結するわけです。

 

 

 

と、いうわけで

 

 

今回はそんな体験談でよく使われる定番フレーズを、海外セレブのインタビュー動画などから5個紹介していきます!

 

得意なフレーズがあるかないかで、会話のスムーズさは大きく変わります。

 

この5個を覚えて、ぜひ次の会話で使ってみてください。

 

 

 

 

英会話フレーズ1:He was like…

 

 

 

 

1:05~
And he was like ”Oh my god, oh my god! I have the best idea for your son’s birthday!
And I was like “Really? What?"

 

彼は「やばい、やばい!あなたの息子さんの誕生日に最高のアイデアがあるよ!」みたいな感じで。
私も「ホント?何?」ってなって。

 

女優アン・ハサウェイが、息子の誕生日プレゼントを買いにアンティークショップに行ったときの体験談です。

 

お店の人との会話を語っています。

 

 

 

 

ここでアン・ハサウェイが使っているのがHe was like I was like.

 

会話では使わない人のほうが少ないくらいの頻出フレーズです。

 

 

 

日本語訳はしにくいのですが、意味は「~みたいな」「~ていう感じで」と言ったところ。

 

後には登場人物のセリフが続きます。

 

He said I said と同じような意味ですが、より口語的ナチュラルな表現です。

 

 

 

体験談に臨場感が生まれ、聞いている人も状況を想像しやすくなります。

 

 

He was like…の使用例

 

Then, my dog took my phone and tried to bury it in the ground.
I was like “Stooooooop!!"

それでね、犬が私の携帯電話を持ってっちゃって、地面に埋めようとしたの。私も「やめてーーーー!」みたいな。

 

He said he was hungry, so my mom offered him a pizza.
And he was like “Yes! Yes! Please!"

彼がお腹が空いてるって言ったから、お母さんがピザ食べる?って聞いたの。
そしたら彼は「はい!はい!是非!」って感じで。

 

 

 

 

英会話フレーズ2:I noticed…

 

 

 

 

1:42~
I noticed that all the other kids (they) were coming out of the slide.
他の子どもたちがみんな滑り台から降りてくるのに気が付いたの。

1:56~
And I noticed kids weren’t going that fast.
それで、その子供たちはそんなに速く(滑り台を)滑っていないことに気が付いて、

 
 
 
話題は変わり、アン・ハサウェイが1歳の息子と公園で遊んでいたときの体験談を語っています。
 
 
 
アン・ハサウェイがここで2回使っているのが I noticed… という表現。
Noticeは「気が付く、注目する」という意味の動詞です。Noticeの詳しい意味はコチラ。
 
 
 
Noticeの後に文章を続けて、「~ということに気が付いた」という使い方ができます。
 
 

 

 

I noticed (that)…の使用例

 

I was waiting for the train at the station, and then I noticed that everyone there was looking up at the sky.

駅で電車を待ってたんだけど、そこにいる人たちがみんな空を見上げていることに気が付いたんだ。

 

Last night, I was practicing my dance moves, and I was so focused that I didn’t notice that my mom came into my room.

昨日の夜、ダンスの練習をしていたんだけど、めちゃくちゃ集中しててお母さんが部屋に入ってきたのに気が付かなかったんだよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

英会話フレーズ3:I had no idea what was happening!

 

 

 

 

0:05~
Screaming, clapping, laughing, I had no idea what was happening!

叫び声に拍手、そして笑い。何が起こっているかさっぱり分からかったんだ。
 
 
 
アメリカのトーク番組「The Tonight Show」で、司会者のジミー・ファロンが使ったフレーズです。
 
 
トム・クルーズ主演の「ミッションインポッシブル」シリーズの試写会を見たときの様子を語っています。
 
 
映画では、見ている人の裏をかくような展開が多くあり、それを見たジミーは、「I had no idea what was happening! 何が起こっているのかさっぱりわからなかったんだ」と説明していますね。
 
 
その時のあなたの気持ちを描写するのも、体験談を上手く話すコツです。
 
 

I had no idea + WH節

 
ここで押さえておきたいポイントは、I had no ides + WH節
 
 
応用がきくフレーズで、「<WH節>がさっぱり分からなかった。」という言い回しができます。
 
 
どういうことか、例文を見てみましょう。
 
 

 

I had no idea what he was saying.
彼が何を言っているのか、さっぱりわからなかったんだ。

 

 

I had no idea who he was. 
彼が誰なのか、さっぱり分からなかったんだ。

 

 

I had no idea when the movie started.
その映画がいつ始まるか、さっぱりわからなかったんだ。

 

 

I had no idea where my car key was.
車のカギがどこにあるか、さっぱりわからなかったんだ。

 

 

I had no idea why she slapped me.
なぜ彼女が僕のことをビンタしたのか、さっぱりわからなかったんだ。

 

 

I had no idea how he got into my room.
彼がどうやって僕の部屋に入ってきたのか、さっぱりわからなかったんだ。

 
 
 
体験談を語るうえで役に立つフレーズですね。
 
 
I had no idea WH の後は主語・動詞の順番になるので、注意しましょう。
 
 
 
 
 

I had no idea what was happening の使用例

 
 
I walked into the living room, and I saw my mom was standing on a chair, my brother was laughing and my dogs were running around like crazy.
I had no idea what was happening!

リビングに行ったら、お母さんが椅子の上に立ってて、お兄ちゃんは笑ってて、犬は狂ったように走り回ってたんだ。何が起こっているのかさっぱりわからなかったよ。

 
I had no idea what was happening, so I stayed quiet and tried to understand the situation.

何が起こっているのかさっぱりわからなかった。 だから何も言わずに、状況を理解しようとしたんだ。

 
 
 
 
 

英会話フレーズ4:I go, He goes, She goes, They go…

 
 

 
 

 
 

 

2:06~
They go “That’s not what you look like" 
「それは君の本来の見た目じゃないよ」ってみんな言うんだ。

4:24~
And he looked right at me and goes, “Oh my gosh!"
それで彼は私を見て、言うの。「なんてことだ!」って。

 
 
1つ目の “He was like…" と同様、セリフの前に置くフレーズです。
 
Go、行くという意味の動詞を使っているのですが、体験談を語るときには「~と言った」という意味になります。
 
不思議なことに、過去の話をしていても現在形で使われることがほとんどです。
 
 
 
 
1つ目のビデオでは、司会者のスティーヴン・コルベアが、自分のヒゲを見た周りの人たちの反応について、体験談を語っています。
「それは君の本来の見た目じゃないよ」と言われたことを They go+セリフ で表しています。
 
2つ目のビデオは、ゲストのアン・ケンドリックが、オバマ元大統領に会った時のことを話しています。
ここでも、オバマ元大統領のセリフの前に He goes が使われています。
 
 
 
 
 
意味的には I said と同じですが、He goes…体験談の中で誰かが言ったことに使われます。
 
なので、「Dad, mom goes she needs some help.」という言い方は不自然です。この場合は She said she needs… とするのがいいでしょう。
 
あくまで体験談を語るときに使われる表現ですね。
 
 
 
 

I go, He goes, She goes, They go… の使用例

 
 
She kept talking trash about our son. I didn’t say anything but my husband couldn’t put up with it, so he goes “THAT’S ENOUGH!!!"

それでね、彼女は私たちの息子についての悪口を言い続けたの。私は何も言わなかったんだけど、旦那のほうは我慢できなかったみたいで、「もう十分だ!!」って。

 
It was 2 in the morning, and my brother and I were doing bottle flips because we couldn’t sleep. Then he suddenly looked up and goes “why are we doing this?"

午前2時だったね。お兄ちゃんと僕は眠れなくて、ボトルフリップをやってたんだ。そしたらお兄ちゃんは突然顔を上げて、言ったんだ。「俺たち何でこんな事してんの?」って。

 
 
 

英会話フレーズ5:When I was youngerI used to…

 
 

 

6:43~
When I was younger, I used to be a construction worker.
若いころは建設作業員だったんだ。
 
 
会話では、自分が若かったころ、子供だった頃の体験談を話すことが多くあります。
そんなときに話の始めに使われるのが “When I was younger, I used to…" です。
 
 
 
Younger は、現時点より若いころを指し、18歳の若者が9歳だった時の話をするときにも使えます。
 
 
 
used to は、「かつて~をしていた」「昔は~だった」という意味です。
には動詞の原形が入ります。
 
 
 
動画では、"When I was younger, I used to be a construction worker." の後に、
 
During summers, I would work for my uncle.
I would go to university during the school year,
and when I came home I helped my uncle build houses. 
 
と、大学生のころの体験談を続けています。
 
 
 
自分の過去の話をすることで、自分のことをもっと知ってもらえるし、相手と共通の経験があれば、それをきっかけに交流が深まることもあります。
 
 
 
When I was younger, I used to… を使った若いころの体験談は、ぜひ慣れておきたいですね。
 
 
 

When I was younger, I used to… の使用例

 
 
When I was younger, I used to play video games every day, but I quit playing them when I joined track and field.
子供のころは、毎日ゲームをしていたけど、陸上部に入ってからゲームはやめたんだ。

When I was younger, I used to have short hair, but I started growing it out right after I graduated high school.
若いころは、短髪でね。高校卒業と同時に伸ばし始めたんだ。

 
 
 

最後に!

 

英語で体験談を語るのは正直難しいです。

しかし体験談の話し方はわりと決まりきっているので、練習次第で誰でも身に付けることが出来ます。

 

まずは今回のこの記事のように、自分で使えそうな体験談フレーズを覚え、フレーズのストックを増やしていくことをおすすめします。

 

そして得意なフレーズを増やしていくと同時に、独り言で体験談を練習してそれを録音したり、英作文として紙に書き出したりしていけば、確実に体験談を話す能力は育っていきます。
 
 
地道に楽しんで身に付けていきましょう😊
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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