アメリカでモテる裏技!定番の英語ジョーク・アメリカンジョーク20選
アメリカでは面白い人がモテるって知っていましたか?
日本では、お笑い担当の人はどちらかというと汚れ役の印象が強く、あまりモテるポジションではないですよね。
しかしアメリカでは面白い人=頭がいい人なので、笑いを取れると男女かかわらずモテるのです。
また、男女の間柄でなくても、軽いジョークで笑いを起こして場の空気を和ませることができる人は重宝されます。
というわけで今回は、アメリカのお笑いの入門編として、定番のアメリカンジョークを紹介します。
なぞなぞみたいに質問を投げかけ、相手に少し考えさせたところで、予想外の答え(オチ)を言う、というアメリカンジョークの定番の形のものを集めました。
問いと答えの間には必ず間を開けるようにしましょう!
ぜひ覚えて、ネイティブスピーカーとの会話で使ってみてください!
英会話の必殺技です!
Contents
野球場が寒いのはなぜ?
Why is a baseball stadium always cold?
Because it’s full of fans!
なぜ野球場はいつも寒いのでしょうか?
ファンがいっぱいだから。
解説
扇風機やうちわを意味するファンと、スポーツチームを応援するファンはどちらも同じfanという単語です。
語源が同じなんですね。
「野球ファンがいっぱいだから」
「扇風機がいっぱいだから」
というどちらの意味にも取れるところを利用したジョークでした。
パンケーキが昇る場所?
Where do pancakes rise?
In the yeast.
パンケーキはどこから昇るでしょうか?
Yeastから。
解説
Riseはたくさん意味がありますが、ここでは「(太陽などが)昇る」という意味です。
そしてパンケーキが昇るのはどこ?という問いかけの答えが「in the yeast」。
East(東)とYeast(酵母)をかけたというわけです。
同じ発音だけど、スペルや意味が違う2つの言葉を利用したジョークでした。
スイスの1番いいところは?
What’s the best thing about Switzerland?
I don’t know, but the flag is a big plus.
スイスの1番いいところはなんでしょう?
わかんないけど、国旗はbig plus(大きな長所)だよね。
解説
A big plusは本来「大きな長所、メリット」という意味。
しかしこの文脈だと「大きなプラスサイン(+)」という意味にもとれます。
プラスサインに見えるスイスの国旗と、大きな長所という意味のa big plusをかけたジョークでした。
モーセはどうやってお茶をいれる?
How does Moses make tea?
He brews.
モーセはどうやってお茶をいれる?
He brews
解説
これは日本語訳できませんね。
Brewは「お茶を淹れる」という意味の動詞です。
ですからHe brewsで「彼はお茶を淹れる」となります。
これだけでは何が面白いかわかりませんが、モーセという人物に注目するとわかってきます。
モーセは旧約聖書に出てくる人物です。「モーセの十戒」は聞いたことがあると思います。
そしてこのモーセはヘブライ人(Hebrew)です。
もうわかりましたよね。
He brews(彼はお茶を淹れる)
と
Hebrew(ヘブライ人)
をかけたダジャレでした。
海は海岸になんて言った?
What did the ocean say to the beach?
Nothing — it just waved.
海は海岸になんて言った?
何も。Waveしただけだよ。
解説
Waveという動詞には「波立つ」と「手を振る」の2つの意味があります。
「海が海岸に波立った」
「海が海岸に手を振った」
という2つの意味にとれる、というところが「なるほど!」と感じるところなんですね。
Waveという単語が持つ、2つの意味を利用したジョークでした。
建設のジョーク?
Do you want to hear a construction joke?
Sorry, I’m still working on it.
建設のジョークを聞きたい?
ごめん、まだ作業中なんだ。
解説
このジョークは知ってる人が多いと思うので、先にオチを言われてしまう可能性があります。でもそれはそれで面白いんで。
Construction jokeは「建設に関するジョーク」という意味です。
「建設に関するジョークが聞きたい?」と聞かれたら、普通はビルとか橋の工事にかけたジョークかな、なんて思います。
そこで「まだ作業中なんだ」と、work onを建設の作業中とジョークを作っている途中というどちらの意味にも取れるようにして、「なるほど」と思わせます。
カバとジッポーの違いは?
What’s the difference between a hippo and a zippo?
One is really heavy and the other’s a little lighter.
Hippo(カバ)とZippo(ジッポー)の違いは何でしょう?
片方はすごく重くて、もう片方はa little lighter。
解説
まず、HippoとZippoですね。
Hippoは動物のカバのこと。
Zippoは「ジッポーライター」というアメリカ産のオイルライターのことです。
1文字違いで名前が似てるけど、違いは何?というのが問いかけ。
そしてオチは「片方はすごく重い」、これはカバのこと。
そしてジッポーはa little lighter「ちょっと軽い or 小さなライター」。
Lighterに「軽い」という意味と「(火をつける)ライター」という2つの意味があることを利用した親父ギャグでした。
失業した弾丸
Why did the bullet end up losing his job?
He got fired.
なぜ弾丸は仕事を失ってしまったのでしょうか?
He got fired.
解説
弾丸が仕事を失った理由は?という問いかけです。
これはfireの意味を調べればオチが分かります。
fireには「ピストルを発射する」という意味と「人をクビにする・解雇する」という意味があります。
「ピストルで発射されて役目が終わってしまった」
ということと
「仕事を解雇された」
という2つの意味をgot firedで表したジョークでした。
ヘビの測り方
How do you measure a snake?
In inches—they don’t have feet.
蛇はどうやって測るでしょう?
インチで測ります。蛇にはfeetが無いので。
解説
「蛇の測り方」というジョークです。
アメリカの長さの測り方を知っている人はすぐにピンと来るはずです。
アメリカでは「センチメートル、メートル」ではなく「インチ、フィート」を使います。
アメリカの長さの単位については、コチラ↓のシゴ・ラボさんのページで詳しく説明してくれていますので、興味のある方は参考にしてみてください。
さて、feetは「1フィート(約30㎝)」という長さの単位ですが、foot(足)の複数形でもあります。
つまりこのジョークは「蛇には足(feet)が無いから、インチでしか測れないよ」という、feetという単語を利用したダジャレでした。
家が着るもの
What does a house wear?
Address!
家は何を着るでしょうか?
Address
解説
これはシンプルですね。
A dress(ドレス) と Address(住所)をかけたダジャレです。
発音が同じになるんですね。
トイレはポーカーが強い
Why are toilets always so good at poker?
They always get a flush
なんでトイレはポーカーが得意なのでしょうか?
トイレはいつもFlushするから。
解説
ポーカーの役の「フラッシュ(flush)」と、トイレを流すという意味のflushは同じ単語です。
こちらも、2つ以上の意味を持つ単語を利用したダジャレでした。
ピーターパンが飛んでる理由
Why is Peter Pan always flying?
Because he Neverlands.
ピーターパンは何でいつも飛んでいるのでしょう?
なぜなら彼はNeverlandsだから。
解説
もとはイギリスの小説ですが、ディズニーアニメとして有名なピーターパン。
そのピーターパンの物語に出てくる夢の国の名前が「ネバーランド(Neverland)」ですよね。
そして、landには「着陸する」という動詞の意味があります。
Neverland(ネバーランド)とNever lands(決して着陸しない)をかけたジョークでした。
タコの笑かし方
How many tickles does it take to get an octopus to laugh?
Ten tickles
タコを笑わすのには、何回くすぐればいいでしょうか?
Ten tickles(10回のくすぐり)
解説
タコやイカの触手はtentacleと言います。
そして、Tentacles(触手)と、ten tickles(10回のくすぐり)は発音が似ていますよね。
似た発音を利用した言葉遊びのジョークでした。
ドラキュラはめんどい
Why doesn’t Dracula have any friends?
Because he’s a real pain in the neck.
なぜドラキュラには友達がいないのでしょうか?
なぜなら彼はマジでpain in the neckだから。
解説
ドラキュラに友達ができない理由とは?
このジョークのポイントは「pain in the neck」という慣用句です。
pain in the neckは「うんざりすること、めんどくさいこと」という意味です。
しかしこのジョークでは、ドラキュラが首に噛みついて血を吸うことから、文字通り「首の痛み」という意味にもとらえることができます。
比喩表現を逆手に取ったジョークでした。
いつも90度の場所
Where should you go in the room if you’re feeling cold?
The corner—they’re usually 90 degrees.
寒いと感じたとき、部屋のどこに行くべきでしょうか?
角です。角はたいてい90度なので。
解説
Degreeという単語に注目してみましょう。
Degreeは「度」を表す単語ですが、日本語と同様、「温度」と「角度」の両方の意味で使われます。
「寒いなら部屋の角に行きなよ。あそこは90度だから。」
「いやその90度じゃないから。」
っていうことですね。
ちなみにこの90度は華氏で、摂氏だと32度です。
入院した絵描き
Did you hear about the painter who was hospitalized?
The doctors say it was due to too many strokes.
入院した絵描きのこと聞いた?
お医者さんはstrokesが多すぎたせいだって言ってるよ。
解説
まずbe hospitalizedで「入院する」という意味になります。
そして絵描きが入院することになった理由は何なのでしょうか?
Strokeの意味を調べるとオチが見えてきます。
Strokeは色々意味があるのですが、「発作」と「(絵を描く時の)一筆」という意味があります。
Strokeしすぎた、が「発作を起こしすぎた」という意味と「絵を描きすぎた」というどちらの意味にもとれるところがオチです。
Strokeが持つ複数の意味を利用したジョークでした。
自己中なカニ
Why are crabs so bad at sharing?
Because they’re all shellfish.
なぜカニは分かち合うことが苦手なのでしょうか?
カニはshellfishだから。
解説
Shellfishは「甲殻類」という意味。
そしてこのshellfishという単語の発音は、selfish(自分勝手)という単語の発音に似ていますよね。
発音が似ている2つの単語を使ったジョークでした。
意気地なしなガイコツ
Why won’t skeletons fight each other?
They just don’t have the guts.
なぜガイコツはお互いに戦わないのでしょうか?
Gutsが無いから。
解説
Gutという単語にオチが隠されています。
Gutは「ガッツ、根性、勇気」という意味と、「内臓」という意味があります。
「戦う根性が無い」と「(ガイコツだから)内臓が無い」という2つの意味をgutsという単語を使って表しているジョークでした。
雨を降らす女王
Why is England the wettest country?
Because the queen has reigned there for decades.
なぜイギリスは最も濡れている国なのでしょうか?
何十年も女王が統治(reign)しているからです。
解説
EnglandはGreat Britain島からScotlandとWalesを除いた部分のことを言います。イギリス本国ですね。
そのイギリスが濡れているのはなぜなのでしょうか?
カギは「統治する」という意味の単語のReignです。
Reignの発音はrain(雨)と同じなんですね。
なので音だけ聞くと
「女王が統治している」
「女王が雨を降らせている」
という2つの意味に聞こえるところがポイント。
女王・国王がいるイギリスだから成立するジョークでした。
ネコの山
What do you call a pile of cats?
A meow-tain.
ネコの山をなんと呼ぶでしょうか?
A meow-tain
解説
Pile of~で「~の山、大量の~」という意味になります。
ネコの山の呼び名は何?という問いかけ。
まず、ネコの鳴き声を英語で表記すると「meow」になります。
そして「山」は英語でmountainですよね。
ちょうど日本語で「なんてこった」を「ニャンてこった」というように、Mountainの一部をネコの鳴き声に置き換えたというわけです。
言葉遊び的なジョークでした。
最後に!
アメリカンジョークって意外と簡単ですよね?
今回紹介したものはかなり初歩的なジョークですが、場の空気を和ませたり、相手の緊張をほぐしたりするのには十分なものばかりです。
ぜひお気に入りを見つけて、覚えて、次の機会に使ってみてください!
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