「失敗した」「間違えた」は英語で?しくじったときに使える英会話フレーズを紹介

英会話でよく使うフレーズ集, 英語学習コラム

 

「失敗した!」「間違えた!」って、英語で言うのって、簡単そうで意外と難しいですよね。しくじった時の英語は、その時のシチュエーションで変わるので、パッと出てこないことが多いのです。

 

今回は、それぞれのシチュエーションに合わせた「失敗した!」「間違えた!」に相当するフレーズを紹介していきます。

 

実際に使うシチュエーションを想像して、声に出して練習してみてください!

 

 

 

 

I did it wrong

 

 

1つ目はI did it wrongです。

 

I did itは「それをした」という意味ですね。ここでのwrongは副詞で、「間違って、間違った方法で」という意味になります。

 

直訳は「私はそれを間違った方法で行った」となりますね。割とどのような状況でも使える、広い意味の「間違えた」の言い方です。

 

また、Didのところには様々な動詞を入れて応用ができます。例文を見てみましょう。

 

 

 

例文

 

 

It doesn’t work…. I think I did it wrong.
動かないな…。間違えたかな。

 

 

You’re doing it wrong. Can I see?
やり方が違うよ。見せて。

 

 

Is the party on Tuesday? I thought it’s on Wednesday. I guess heard it wrong.
パーティーは火曜日なの?水曜日かと思ってた。聞き間違えたみたい。
 

This stew tastes way too salty. They must’ve cooked it wrong.
このシチューやけに塩辛いぞ。調理の仕方を間違えたに違いない。

 

 

工夫次第で、色々なシチュエーションで使えますね。

 

 

 

 

 

I screwed up

 

 

I screwed upは、「失敗した、しくじった」を表すフレーズです。スラングに近く、日常会話でも頻繁に使われます。

 

 

Screwはネジのことです。ネジを締め上げて動かなくなった感覚が、しくじってどうしよも無い状況を表しています。日本語の「詰んだ」に近いニュアンスです。

 

 

割と大きく、他人にも迷惑をかけてしまうような失敗の時に使うフレーズですね。

 

 

また、I screwed up~で、「~を台無しにした」と他動詞のような使い方をできるのも特徴です。

 

 

 

 

例文

 

I screwed up. I left the USB that I need for my presentation at home.
しくじった。プレゼンに必要なUSBを家に忘れてきた。
 

 

I screwed up the exam.
試験をしくじった
 

 

I think we screwed up. The half of the members can’t make it.
詰んだな。メンバーの半分が来れないんだ。
 

 

I made a bad mistake and screwed up the whole plan.
私が間違いを犯してしまい、計画全体を台無しにしてしまいました。
 

 

 

 

I’m screwed

 

 

Screwed upの応用としてI’m screwed という言い方もできます。

 

なすすべ無しという意味の「終わった…」に近いニュアンスです。

 

意味はscrewed upと近いですが、文章の形が若干異なります。I’m screwed と受け身形になっていることに注意しましょう。

 

 

 

例文

 

 

I’m screwed. I missed the train.
終わった。電車逃した。

 

 

You called Mr. Davis moron? You’re screwed.
デイビス先生を馬鹿って呼んだの?終わったね。

 

 

We’re screwed. We’re stuck in traffic.
失敗した。渋滞に巻き込まれちゃったよ。

 

 

 

 

 

 

I messed up

 

Messは「混乱、散らかっていること」という意味の名詞ですが、「台無しにする」という意味の動詞としても使えます。

 

そして、Mess upと句動詞になると「散らかす、失敗する」という意味になります。

 

「やらかした!」という日本語がしっくり来ますね。

 

 

 

例文

 

 

“How’s the project going?”
「プロジェクトの方はどう?」

“Bad. I totally messed up.”
「悪いね。完全にやらかしたよ。」

 

 

I hope he won’t mess it up.
彼が失敗しないと良いんだけど。

 

 

He screwed up the presentation. Now our plan is messed up.
あいつがプレゼンをしくじってしまった。これで我々の計画は台無しだ。
 
 
 

 

 

最後の例文は、主語がplanになった受け身形になっていることに注目してください。

 

ちなみにmess upには様々な意味があるので、確認しておくことをおすすめします。

 

こちらの3040ENGLISHというウェブサイトで、例文込みで説明してくれているので、
参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

I blew it

 

 

Blewblow(吹く)の過去形です。「私はそれを吹いた」という直訳になりますね。

 

せっかく積み上げた成果や、巡ってきたチャンスを吹き飛ばしてしまうように、失敗する・しくじるという時に使うことができます。

 

日本語の「台無しにする」「やらかす」に近いニュアンスです。

 

 

 

例文

 

 

“How was the exam?”
「試験はどうだった?」

I blew it. I didn’t even finish all questions.”
「やらかしたよ。全ての問題を終わらすことすらできなかったんだ。」

 

 

“Did you bring the cake for the party?”
「パーティーのためのケーキ持ってきてくれた?」

 

“I’m sorry, I blew it. I’m going to the store and buy one now.
「ごめん、失敗しちゃって。今からお店に行って買ってくる。」

 

 

I didn’t make it in time. I blew my chance.
間に合わなかった。チャンスを台無しにしてしまったよ。
 
 
 

 

 

 

I failed

 

Failは「失敗」を表す単語でもっとも一般的でしょう。名詞の意味もありますが、動詞としても使うことができます。

 

「動かなくなる」「倒産する」「衰える」といった広い意味での失敗を表現することが可能です。

 

自分でしくじったと思ったときだけではなく、失敗が正式に確定したときに使われます。

 

 

例文

 

 

We tried to repair the roof, but failed.
屋根を直そうとしたけど、失敗した。

 

 

I failed in the exam.
試験で失敗した。

 

 

They failed to hear the instruction.
彼らは説明を聞き逃した。

 

 

 

 

I shouldn’t have done that

 

 

Shouldn’t have+過去分詞で、「~するべきではなかった」という意味になります。

 

I shouldn’t have done thatは「それをするべきではなかった」となります。

 

「失敗した」と直接的に言うのではなく、「やめとけばよかった」と後悔をあわらにすることで、遠回しに失敗したことを表現する言い方ですね。

 

 

例文

 

 

“Did you drive here?”
「ここまで車で来たの?」

“Yes. I shouldn’t have done that. I wish I knew there would be alcohol.
「うん。やめとけばよかったよ。お酒があるって知っていればな。」

 

 

“You moved to LA, right?”
「LAに引っ越したんだって?」

“Yes, but I shouldn’t have done that. I think I prefer living in the countryside”
「うん、でもやめとけばよかった。私は田舎の暮らしの方が好きみたい。」

 

 

I shouldn’t have said that. She is really worried now.
言うべきじゃなかったな。彼女とても不安がってるよ。

 

 

 

 

 

 

That’s not what I meant to do

 

That’s not what I meant to doは直訳すると「それは、私がしようとしたことではない」となります。

 

Mean to doは「~するつもり」という意味ですね。

 

「こんなことするつもりじゃなかったんだ」と、自分が意図していないことを行ってしまったとを説明し、遠回しに失敗を表現できます。

 

 

例文

 

 

“Hey, why did you throw away your towel?”
「ねぇ、何でタオル捨てちゃったの?」

“What? Oh, that’s not what I meant to do. I was going to put it in a hamper.
「え?あぁ、違った。洗濯カゴに入れるつもりだったんだ。」

 

 

“You don’t need to turn on the light”
「電気は付けなくてもいいよ。」

“I know. That’s not what I meant to do. How do you turn on the fan?”
「わかってる。付けるつもりじゃなかったんだ。ファンはどうやって付けるの?」

 

 

 

 

 

 

I made a mistake

 

 

Make a mistakeも「失敗する、間違える」を表すのに頻繁に使われます。失敗そのものにフォーカスしたフレーズですね。

 

 

例文

 

 

I made a mistake. I can’t go home until I fix everything.
間違えちゃってね。全て修正するまで帰れないんだ。

 

 

I made a mistake in calculation.
計算ミスをした。

 

 

I can’t believe I made such a foolish mistake.
こんなマヌケな間違いしたなんて信じられない。

 

 

 

 

 

 

 

Oops

 

Oopsはフレーズというよりも、とっさに出てくる声みたいなものですね。

 

日本語の「おっと」とか「あちゃ~」「あ、イケね」と同じニュアンスです。

 

Oopsと口に出すだけで、周りの人は「あ、なんかミスったんだな」と理解してくれます。ただ、軽い雰囲気で使うものなので、深刻な場面では使わないようにしましょう。

 

 

例文

 

 

Oops! I almost fell.
おっと、こけるところだった。

 

 

Oops! Shoot, I dropped my pancake!
うわ!しまった、パンケーキを落としちゃったよ。

 

“Hey, it’s already 11. Don’t you have class today?”
「ねぇ、もう11時だよ。今日は授業は無いの?」

“…………Oops.
「………しまった」

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

「失敗した」「間違えた」を表す英語フレーズまとめ

 

I did it wrong
I screwed up
I’m screwed
I messed up
I blew it
I failed
I shouldn’t have done that
That’s not what I meant to do
I made a mistake
Oops

 

 

 

フレーズがとっさに口から出てくるようにするには、何度も声に出して練習するのがベストです。

 

実際のシチュエーションを想像して、感情を込めて口に出すとなお効果的でしょう。

 

耳と口で覚えることによって、ライティングやリーディング、リスニングにも良い影響を及ぼします。

 

今日からちょっとずつ練習していきましょう。

 

 

 

 

 

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