英語の勉強が続けられない人の特徴5つ+解決策【分析・改善・行動!】

英語学習コラム

 

他人と比べる

 

 

 

 

  • 英語教材を買ってみたけど、机に置いてあるだけ。
  • 最初の1週間は続いたけど、2週間目から勉強しない日が増え、3週間目にはパッタリ。
  • 仕事が忙しくなったタイミングで文法書がどっか行った。

続かない

 

英語学習あるあるですね。

 

英語学習に限らず、なにかスキルを身に着けるのに大事なのは継続することです

 

 

分かってはいるんですけどね、難しいです。何かを続けるって。

 

 

英語学習を継続できない人には決まった特徴があります。

 

今回のコラムの趣旨は、

 

英語学習が継続できない人の特徴を分析し、

 

自分と照らし合わせてみて、

 

そこから解決策を考えて、

 

英語学習を継続できる人になろー、

 

といったところです。

 

というわけで、そんな英語学習が続かない人の特徴をまとめました。

 

ざっとこんな感じです。

 

  • 特徴1:勉強した時間を目標にする。
  • 特徴2わからないことにこだわる。そしてわからなかったときに自分を責める。
  • 特徴3:他人と比べる。
  • 特徴4:見た目にこだわる。
  • 特徴5:インターネットを使わない。

あなた自身と比べてみてどうでしょうか?

 

私の場合は、ほとんど昔の自分だったりします。(苦笑)

 

過去の自分にズバッと言ってあげたいです。

 

物事が続かない人は、根性がないのではなく、「自分自身に物事を継続させる方法」知らないだけです。

 

では解決策も交えながら、1つづつ見ていきましょう。

 

 

特徴1勉強した時間を目標にする

他人と比べる

 

「今日は2時間勉強する!」

 

と、勉強時間を目標にしてしまう人は英語学習が続きません。

 

理由は2つです。

 

勉強の成果が表れにくい

 

単純に学習としての効率が悪いんです。時間を目標にしちゃうと。

 

時間をつぶすために何となく単語帳をペラペラしたり、意味もなく文法書に書いてあることをノートに書き写したり。

 

そうやって勉強した時間にたいして満足感を覚えてしまう。

 

こうなるとなにも身に付きません。何を学習したかを意識できていないから。

 

時間にたいしての満足感はすぐ飽きる

 

〇時間勉強した、という満足感は長続きしません。

 

毎回同じだし、進歩が感じられないんですね。

 

英語の勉強を継続させるためには、常に自分がどれくらい進歩しているかを知っておく必要があります。

 

進歩を感じることができるから勉強が頑張れるのです。

 

勉強時間に気を取られて、せっかくの進歩に目を向けられないようではいけません。

 

何時までに○○を終わらす、はOK

 

何時までに○○を終わらす、はOKです。むしろ集中できていいのではないのでしょうか。

 

この場合は時間ではなく、○○を終わらすという成果に意識がいっているので、成果が出やすいです。

 

ただし、今度は「終わらせる」ということが目標になってしまう可能性があるので、注意が必要です。

 

あくまで「何を学んだか」にフォーカスを当てるようにしましょう。

 

解決策:成果を目標にする

 

もうほとんど答えを書いたような気がしますが、解決策としては「成果を目標にする」ということです。

 

達成したい成果をリストにして常に確認できるようにしておきましょう。To-Doリストというやつですね。

 

スマホのメモ機能などでOKです。

 

チェック成果リストの例

 

6月4日

  • would を使った英文を10個作り、wouldの使い方、ニュアンスをつかむ
  • 文法書のレッスン53の「be going to」の使い方を理解する。

6月5日

  • YouTube動画に合わせてシャドーイングをする。英語のリズムを感じることに集中。
  • 英会話レッスンで出された課題の1~4までを終わらせる。

6月6日

  • 文法書のレッスン54の「be going to doの疑問形」を理解する。
  • 英会話レッスンで出された課題の5~8まで終わらせる。
【悲報】今度は「リストを達成すること」が目標になっちゃいます。

 

ここまで来たら、あとは「気を付けてください」としか言いようがないんですけどね。

 

成果リストを終わらせることに意識がいって、肝心の英語を身に着けるという目標を見失わないように気をつけましょう。

 

何をどれだけ学んだか、身に着けたかが重要です。

 

どれくらいの時間、どのような方法で学んだのかは本当にどうでもいいのです。

 

【注意】リストを達成できなくてもOK

 

リストはあくまで、学習の方向性がぶれないようにするためのコンパスのようなものです。

 

繰り返しになりますが、リストを終わらせることが目的ではないので、あまり固執しすぎないようにしましょう。

 

終わらせられなかったことは次の日に回しちゃえばOKです。

 

特徴2わからないことにこだわる。そしてわからなかったときに自分を責める。

他人と比べる

 

英語の勉強をしていく中で、自分が理解できないことに出会うことがあります。

 

単語や文法のように調べればわかるタイプのモノではなくて、いくら頑張っても自分の能力が追い付かないようなものですね。

 

つまり単語の意味が分からないとか、文法の説明がよくわからないとか、そういうものではなく、

 

例えば、

 

英語でどう言っていいか、とっさにわからない。

 

リスニングのCDが何を言っているのか聞き取れない。

 

英文の意味が辞書なしだとわからない。

 

などなど。地道に鍛えた能力で理解できるかどうかが決まるタイプのことです。

 

このようなシチュエーションに対してどのような対応をするかで、英語学習を続けられるかどうかが分かれます。

 

英語学習が続けられない人がどのような考え方をしてしまうかというと、

 

クソ!何でこんなこともわからないんだ!あんなに一生懸命勉強しているのに! こんなんじゃダメだ… もっと気合い入れて勉強しないと… よし!明日から朝5時に起きて仕事に行くまで勉強だ!

 

イヤイヤ待ってよ、という感じです。

 

一方で、英語学習が続く人はどのような考え方に行き着くのでしょうか?

 

解決策その1:わからなくても「ま、いっか」

ま、いっか

 

「ま、いっか。」

 

こんな感じでいいんです。

 

向上心が足りないんじゃないか、と言われてしまいそうですが、行き過ぎた向上心は体に悪いです。

 

英語学習をする人はみんな、

 

いくら勉強しても、わからないことは尽きない。すべてを完璧に理解できることはあり得ない。

 

ということを十分に理解しておくべきです。

 

日本語でも、なんて言っていいかわからなかったり、新聞の記事を読んでいて何のことを話しているのかさっぱりわからないことってありますよね?

 

すべてを理解しようとしたら人生何回繰り返しても足りません。わからないことがあって当たり前なのです。

 

とはいえ、一生懸命勉強しているのにわからないことに出くわすとショックですよね。

 

そんなときはどうすればいいのでしょうか?

 

解決策その2:わかることを楽しむ。

 

真面目な人ほどわからないことにフォーカスを当てます。

 

逆に、上達が早い人は自分がわかることにしっかりスポットライトを当てるのです。

スポットライト

 

聞き取れるフレーズ、使えるフレーズ、知ってる単語、意味が分かる英文。

 

これらに自信をもって、理解できることにしっかり喜びを感じます。

 

そしてさらに重要なことは、そこから広げていこうという姿勢があることです。

 

いきなり自分が全く分からないレベルの英文や、詳しくないジャンルに飛び込んでいこうとせず、

 

自分がすでにわかることからちょっとだけ難しいことに挑戦し、自分がわかることの輪をジワジワと広げていきます。

 

こう考えると、英語学習が長続きする人は自分がわからない範囲のことはあまり気にしないんですね。

 

ジワジワわかることの輪を広げていくうちに「ま、そのうちわかるでしょ。」くらいに思っておくのがちょうどいいのです。

 

そしてこの「わかることの輪」は英語学習を続けていく限り永遠に広げていくことになります。

 

特徴3:他人と比べる

他人と比べる

 

これはあまり深い説明はいりませんね。

 

他人と比べていいことなんて1つもありません。

 

ストレスになり、自分の勉強に集中できなくなり、自分の本来の目標を見失うだけ。

 

そうして勉強をやめてしまうのです。

 

他人と比べるのはやめましょう。

 

シェークスピアと英語バトルを繰り広げることになります。

 

テレビやSNSなどで、「小学生で英語がペラペラ!」とか「中学生でTOEIC900点!」なんて人を見て、「もっと早く勉強を始めていれば…」なんて思った経験はありませんか?

 

もしくは10才以上年下の後輩が自分よりはるかに英語ペラペラで自信喪失してしまったりなんてこと。

 

悔しいですよね。

 

でも考えてみてください。

 

英語がペラペラの小学生も、TOEIC900点の中学生も、英語力バツグンの後輩も、彼らの英語はネイティブスピーカーからしたら「カタコト英語」なのです。

 

そしてそのネイティブスピーカーも、英語圏の国語の先生からしたら「まともな英語が話せない最近の若者」だったりします。

 

そしてその英語の権威たちも、シェークスピアに言わせたら、「言語の何たるかも理解していない愚か者」かもしれません。

 

上には上がいるっちゅーことですわ。

 

他人と比べ続けたら、いずれあなたはシェークスピアと英語バトルをしなければならなくなります。

 

そして勝ったところで…っていう話ですよね?

 

他人と比べ続けても、待っているのは虚無感だけです。

 

とはいっても、他人は気にせず自分のことに集中しましょう!なんて言ってもむずかしいです。

 

他人というものはどうしても視界に入ってきてしまうものですから。

 

では、どうするかというと、

 

解決策:他人を尊敬する

 

第2か国語として後天的に英語を身に着けた人はみな、膨大な勉強と訓練を積んできた人です。

 

挫折も悔しい思いもしてきたでしょう。どうすれば英語を身に着けることができるか試行錯誤をしたことでしょう。(その過程をつらいと思ったか楽しいと思ったかは人によると思いますが。)

 

その人のことを無視などしようとせず、しっかり見てあげましょう。

 

そしてその人の努力を認めましょう。 自分以外みんな師匠。

 

そのような考え方ができるようになると、あなたの英語力の伸びしろもグンと伸びます。

 

特徴4:見た目にこだわる

見た目を気にする

 

勉強の見た目にこだわる人は英語学習が続きません。

 

「勉強の見た目にこだわる人」とはこんな人のことを言います。

 

  • 文法書に書いあることを何となくノートに書き写す。
  • 重要な箇所にマーカーで線を引く。
  • 意味もなく付箋を貼りまくる。
  • 英語の教本を並べまくる。
  • できるだけ難しそうな本を使う。

 

「勉強っぽいことをする人」と言ってもいいですね。

 

もちろん、考え抜いた結果このようなことをするべきだと思ったのであれば全く問題ありません。

 

しかし、「勉強してる感」を出したいだけだならやめましょう。

勉強してる感

 

もうすでに本に書いてあることをわざわざ書き写すのならば、それなりの理由が必要です。

 

マーカーで目立たせないと見失うようなことはそこまで重要ではないのでは?

 

付箋を貼るのはそのページをすぐ開くことができるようにするためです。何度も開く必要のあるページですか?

 

重要なのは「持っている本の数」ではなく、「使いつくした本の数」です。

 

どうせ同じことを学ぶなら、簡単に説明されている教材のほうがいいですよね。体力がもったいないですから。

 

 

何度も言っていることですが、何を勉強したかが最も重要なのであって、どのような形で勉強したかは本当にどうでもいいのです。

 

「勉強してる感」を出すのに必死になって、実際に何を勉強しているかが二の次になってしまわないようにしましょう。

 

「勉強してる感」は本当に危険

 

「勉強しているつもりになっているだけで実はなにも身についていない人」になっていませんか?

 

自分では意外と気が付かないので危険です。

 

このような人は、英会話教室やTOEICなどのテストで成績が思っているほど伸びずに、落胆しがちです。

 

当然です。自分はしっかり勉強していると思っているのだから。

 

そしてモチベーションを失い「やっぱり自分には無理だったんだ…」と英語学習をやめてしまう。

 

では解決策です。

 

解決策1:何を勉強したかを記録する

 

見た目だけの勉強ではなく、中身のある勉強をする方法。

 

それは「日々の勉強の記録」です。

 

「勉強日記」とでも言いましょうか。

 

その日の勉強が終わった後に、その日の勉強の様子を記録しておくのです。

 

  • 何を学んだか
  • 何を理解したか
  • 何が理解できなかったか
  • これからの課題は何か
  • その課題をクリアするためには、これから何をするべきか。

 

最低これら5点は書き記しておきましょう。

 

整った文章である必要はありません。メモ程度にササッと書いて、自分がわかればOKです。

 

文字に起こすことで、実際に何をどれくらい学んだかが明確になり、無駄だったもの、足りないものが見えてきます。

 

それをもとに勉強を効率化し、勉強量に見合った成果を得ることができるのです。

 

何を書けばいいかわからない、という人は勉強方法をもう一度見直してみましょう。

 

解決策2:何を勉強するかをあらかじめ決めておく

 

「勉強メニュー」みたいな感じでいかがでしょうか?

 

やみくもに机に向かって勉強を始めてしまっては、勉強みたいな何かをするだけで、なかなか実際の勉強をすることはできません。

 

そこで「勉強日記」をもとに、何をどうやって勉強するかを決めていくのです。

 

「文法書の練習問題で、現在完了の疑問形があいまいだったから、今日は現在完了を復習して、現在完了の疑問文を自分で作れるようにする。」

 

とか、

 

「リスニングが伸びていないので、今日はシャドーイングに集中する。」

 

みたいな感じ。

 

毎日メニューを組み立ててもいいですし、1週間ごとでもいいでしょう。

 

あなたの生活リズムに合った方法を見つけてください。

 

勉強日記と勉強メニューを使うことで、勉強してる感を追い求めることなく、本物の勉強ができるようになります。

 

自分が何を必要としていて、何を必要としていないのかを認識しておくことは、効率よく勉強するためにとても重要です。

 

特徴5:インターネットを使わない

本至上主義

 

頑固

「インターネットはだれでも情報を載せることができるので、信用性に欠ける。」

このような考えのために、本を頼り、大事なことをインターネットで調べることを嫌がる人がいます。

 

確かに、10年くらいまではインターネットは疑い深い存在でした。

 

しかし現在はグーグルも進化していて、根拠のない情報は検索結果の上位に表示されなくなりました。(芸能人のゴシップネタなどは別ですが)

 

医療に関することでテキトーなことを書いたら、グーグルからペナルティを受けることもあります。

 

100%事実だけが載っているというわけではありませんが、インターネット上の情報は意外と信用性の高いものばかりです。

 

なので、本ばかりに頼ってインターネットを使わないのはもったいないです。

 

本は場所を取るし、知りたい情報を見つけるのに時間がかかるし、何よりお金がかかります。

 

インターネットで検索すればわかるようなことはスマホでググりましょう。

 

解決策:インターネットはガンガン使う

 

一応解決策を書いときます。

 

インターネットを使うことに慣れましょう。

 

わからない単語やフレーズは「○○ 意味」で出てきます。

 

文法の解説をしているウェブサイトは腐るほどあります。

 

英語系ユーチューバーは動画再生数を伸ばすために、貴重な情報を惜しみなく発信しています。中には現役の英会話講師がレッスンをしている動画もあります。

 

下手な英会話教室に通うよりもよっぽど有益です。

 

そしてこれらの9割が無料です。

 

あと、リスニングの練習でユーチューブを使わない手はありません

 

ユーチューブはネイティブイングリッシュの宝庫です。

 

「本至上主義」はこれから世界に取り残されることになります。

 

インターネットはふんだんに活用しましょう。

 

 

 

 

英語の勉強が続かない人の特徴5つ+解決策:まとめ

 

特徴1勉強した時間を目標にする。

解決策:成果を目標にする

 

 

特徴2:わからないことにこだわる。そしてわからなかったときに自分を責める。

解決策1:わからなくても「ま、いっか」

解決策2:わかることを楽しむ。

 

 

特徴3他人と比べる

解決策:他人を尊敬する

 

 

特徴4:見た目にこだわる

解決策1:何を勉強したかを記録する(勉強日記)

解決策2:何を勉強するかをあらかじめ決めておく(勉強メニュー)

 

 

特徴5インターネットを使わない

解決策:インターネットはガンガン使う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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本至上主義

 

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