英語の勉強のモチベーションが上がるお話3つ。【英語で自分の世界を変える】
毎日英語の勉強をしているけど、なんとなくモチベーション下がってきている方。
何のために勉強しているのかわからなくなってきている方。
学校の英語の勉強に対して、やる気を出せない、やる意味が分からないという方。
今回はそんな方のために、英語の勉強のモチベーションが上がるお話を3つほどさせていただきます。
英語ができるようになると楽しいですよ!
Contents
その1:インターネット上の情報の50%は英語というお話
インターネットで使われている言語の50%は英語です。ちなみに日本語は5%ほど。
英語ができないと世界の情報の5%しか知ることができないんだ!情報弱者になっちゃうんだ!大変だー!
という話をしたいわけではありません。日本語の情報だけで十分生きていけますよ。そもそもインターネット上の情報の5%を全部見るのにどれだけ時間がかかるんだって話ですからね。
ただ、日本語の5%だけでもいろいろ役に立つ情報や、面白いことが知れるのに、英語ができるようになるとその10倍の情報を吸収できるようになる。そう考えるとちょっとすごいですよね。
例えば、
アメリカの大統領の実際のところの評判はどうなのか。(日本のメディアでは日本にとって有益であるかどうかを基準にしてアメリカの大統領の評判をまとめています。)
海外セレブのゴシップがどう報じられているのか。(日本のメディアのほうが騒いでいることもよくあります。欧米では芸能人同士が付き合っても普通に受け入れられるので。)
ジョニー・デップは映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」についてどう感じているのか。(日本語訳されていないインタビューはたくさんあります。)
などなど。
インターネット上には絶対日本語訳されないようなことがあふれています。
このようなことを自由自在に知ることができるって、わくわくしませんか?
ユーチューブの情報量はすごい
ユーチューブはテレビやラジオに取って代わるメディアとなってきています。
ユーチューブ市場は大きくなる一方で、芸能人などは個人のユーチューブチャンネルを持っているのが当たり前です。
最近の若い人たちには、テレビは全く見ないけどユーチューブはしょっちゅう見る、という人も珍しくありません。
そんな中、ユーチューブ先進国となっているのがアメリカです。
ユーチューブに動画を投稿するだけでなく、それを収益化し、年間で億単位の収入を得る。
会社の事業の1つとしてユーチューブチャンネルを運営する。
フォロワーの多い個人のチャンネルを大企業が買い上げる。
こんなことが当たり前に行われています。
アメリカでは、ユーチューブはビジネスとして受け入れられているのです。
そのため、アメリカのユーチューバーは有料級の情報を普通に投稿します。
プロのヨガインストラクターによるヨガレッスンだったり、現役のスタジオミュージシャンによるギターレッスンであったり。
ポール・マッカートニーがベースを教えている動画なんていうのもあります。
あとは、アメリカには日本のユーチューバーが決してやらないようなぶっ飛んだコンテンツがたくさんありますね。
ひたすら何かを破壊し続けるみたいな、ああいうやつです。
こういった英語のユーチューブ動画が理解できるようになると、自分の世界がグッと広がります。
欧米のドラマやバラエティ番組のほとんどは日本語訳されない
インターネットの話とちょっと外れますが、欧米のテレビドラマやバラエティ番組のなかで日本語訳されるものはほんの一部だけです。
日本語訳には時間もお金もかかります。
そのため、日本語版が作られる番組は日本で絶対に売れるという保証のあるものだけなのです。
それが非常にもったいないなと。
マイナーなものでも夢中になって観てしまうドラマや、完全にファンになってしまうバラエティ番組がたくさんあるのにって。むしろマイナーな番組のほうが変に「ウケ」を狙ってなくて、私個人の趣味には合うんですよね。
英語ができるようになると、新しいお気に入りのテレビ番組に出会えるかもしれませんよ。
その2:洋画の吹き替え・字幕は結構むりやりというお話。
洋画の日本語版が作られるときは、プロの翻訳家が日本語の台本を書きあげ、吹き替え・字幕が完成します。
この翻訳という作業ですが、英語と日本語が話せればできるというものではありません。というのは、翻訳という作業には英語を日本語にするという以外に数多くの要素があるからです。
その1つは、セリフの長さを合わせるということ。
例えば「I love you too」というセリフがあったとします。
もしこれを「私もあなたを愛しているわ」なんて訳をしてしまったらどうなるでしょうか?
「I love you too」というよりも「私もあなたを愛しているわ」と言うほうがずっと時間がかかりますよね。
そのため、映像では口が止まっているのに吹き替えではまだ喋っている、もしくは声優がめちゃくちゃ早口という変なことになってしまうのです。
なので、「I love you too」はだいたい「私もよ」とか「僕もだよ」と訳されます。
そのほかにも、口の形を合わせたり、息継ぎをするところを合わせたり、キャラクターの出身地や年齢によって訳を工夫したり、視聴者の年齢に合わせて使う言葉を変えたりと、
映像作品の翻訳ってスゲー大変な作業なのです。
映像翻訳の奥深さについてもっと詳しく知りたいという方はコチラ↓のフェローアカデミーさんの記事を読んでみてください。
https://www.fellow-academy.com/translators/persons/izumitsukasa/
で、何が言いたいかというと、
翻訳されたセリフはもとの英語のセリフから離れてしまうことが多いということです。
文章の一部が日本語訳に入っていなかったり、日本語にすると不自然になってしまう言い回しが全く別の言い方になっていたり、日本人には理解しづらい内容が丸ごとカットされていたり。
そういう翻訳家のフィルターを取っ払って、映画がそのまま理解できるのです。英語ができると。(もちろん翻訳家の方たちの仕事は素晴らしいんですよ。)
あと、基本的に英語のほうが早口なので、日本語訳は情報がかなり省略されています。なんかもったいなくないですか?
大坂なおみ選手の言葉
吹き替えについて書いていて思い出したことがあるので書いておきたいと思います。
先日テレビを見ていた時、プロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手が「サーブを上達させるにはどうすればいいのですか?」という質問をされていました。
正確には覚えていませんが、彼女は英語で「It’s not something I practice.」という返答をしました。
「サーブは練習するようなものではないわ」。
ニュアンス的には、サーブ単体の練習はしない、いつの間にかできるようになっていた、という感じです。
しかし、日本語の字幕は何と言っていたかというと、
「一生懸命練習すればみんなきっとうまくなるわ!」みたいなことでした。
本当は言ってなかったんですよね、そんなこと。
どうやら番組の企画上そういうことを言ってもらわないと困るみたいです。
その3:アメリカンコメディーは日本には無い笑いというお話
コメディーにかんしては絶対英語で理解できないと楽しめません!
日本語訳にしてもいまいち伝わらないということがほとんどです。
アメリカのお笑いは日本のお笑いとは違います。何が違うのかと聞かれても説明できませんが、何か違います。
音楽や映画も、アメリカと日本では全然違いますよね。そんな感じです。
アメリカで独自の発展を遂げたお笑いとでも言いましょうか。とにかく違うのです!
逆に、日本のお笑いも言葉の壁がなければ絶対世界に通用するのになぁと思ったりします。
細部まで作りこまれた日本のお笑いはぜひ世界の人に知ってほしい。でも英語訳しても多分ちゃんと伝わらないんだろうなぁ。なにか方法はないものか。
面白い人はモテる
英語圏では、ちょっと気の利いたジョークを言える人って男女かかわらず一目置かれたりします。
日本だとお笑い芸人というと、あまり尊敬されたり、モテるポジションではありませんよね。どちらかというと汚れ役を任される人たちです
しかしアメリカでは、コメディアンは俳優やミュージシャンのような「イケてる人たち」のポジションなのです。
これはアメリカの、ジョークがうまいやつはクール、という考え方のためなんです。
つまり何が言いたいかというと、アメリカの笑いのセンスがわかるとアメリカ人からちょっとモテちゃうかもよ、ってことです。
まとめ
英語の勉強のモチベーションが上がる話3つ
【その1:インターネット上の情報の50%は英語】
英語がわかると今の10倍の情報を手にすることができます。ユーチューブでの情報収集のレベルもガツンと上がります。
【その2:洋画の吹き替え・字幕は結構むりやり】
映像翻訳には様々な制限があるため、英語をそのまま日本語訳することはできないのです。洋画をそのまま理解するには英語習得が唯一の道です。
【その3:アメリカンコメディーは日本には無い笑い】
笑いというものは言語と文化に深く根付いているものです。アメリカのお笑いを日本語で聞いてもいまいち面白くありません。英語がわかれば、あなたの新しい笑いのツボを発見できるかも!
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